【ヒカセン、家を買う】第4話「受け継がれる意志」
ピカプンは嬉しかった。
でもそれと同時に
あることを思い出す。
なぜこの土地を即決で買うことを決めたのかを
まだ話していないということを...。
この土地がフレさんとの思い出の場所であること
そのフレさんとは今は一緒に遊べていないこと
屋根の上からの眺めの良さを知っていたこと
いろんなことを話した。
すると可愛らしいララフェルも自分たちの事を話したくれた。
FCのメンバーが忙しくてログインできない状況なことや
この場所でたくさんの思い出をつくってきたこと
話し合いの結果自動撤去される前に
自分たちの大切なこの場所を
大切にしてくれる人に譲りたいと決めたこと
大切にしてくれそうな人が見つかったこと
そしていつの日かまたFCのみんなで一緒に冒険をしたいということ
ピカプンは思った。
こんなに心優しいララフェルを野宿させるわけにはいかない。
ハウスシェアリング機能を使おう!!!
注意しておきたいのは
決してかわいいララフェルだったからではない。
他の種族だったとしてもきっとそうしただろう。
たまたまかわいいララフェルだっただけだ。
そう
たまたまかわララだっただけだ。
ピ「よかったらハウスシェアリング機能というのがあって
テレポや家の施設が使えるようになるんですけどどうですか?
仲間が帰ってくるまでこの家を
自分の家のように使ってください(*´∀`*) 」
ラ「え!?イイんですか!?
買っていただいたうえに使わせていただけるなんて...
ありがとうございます;;」
この物語は
家とかわいいララフェルを手に入れた
光の戦士が
家だけでなく
たくさんの思い出をつくっていく物語
...になるはずだ。